平成26年もいよいよ最後の日となりました。 スキルアップセミナー、イノベーティブセミナーなど、多くのセミナーにたくさんの先生方がご参加くださったことに、心より感謝申し上げます。 JEDIの活動は、微々たるものであり、遅々…
未来志向の教育デザイン-2-(はじめに②)
町田樹という若者が、24歳という若さで「フィギアスケート」の現役を退きました。 トップレベルのフィギアスケートの技量を持ちながら、次の自分の人生のために決断し、第一線を退こうとしています。 多くの不安があることは想像に難…
新教育長で教育は変わるか?
平成27年4月1日。 「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律」が施行されます。 これは、大津市の中学校でのいじめ事件を発端として、公立学校の設置者である首長の権限や、教育長と教育委員長の責任の不明確…
未来志向の教育デザイン-1-(はじめに①)
明確なロードマップが示されないまま、これからのわが国の教育の方向性を示す答申が、平成26年12月20日に中央教育審議会から出されました。そして、理念は理解できるとしながらも、その実現の方策が不明確で実施までの期間がわずか…
大学入試改革に関する答申への反応
大学入試に関する中央教育審議会の答申に対して、さまざまな報道機関が記事を配信し、その後社説等で解説や見解を述べています。 (平成26年12月24日讀賣新聞より) 多くの報道機関が、実現に対する「課題」を指摘…
一粒の種の神秘 -3- (教育の意味を問う)
「一粒の種の神秘-1-」では、小さな一粒の種に秘められている神秘的な力について書きました。 「一粒の種の神秘-2-」では、植物だけではなく、子ども達が「成長・発達の力」を秘めていることに少し触れました。 これまで、子ども…

教育改革のスケジュール? -2020年をめざして-
不確定な要素が多い状況ではありますが、「知識の量」から「知識の質」への教育改革が進みそうです。 中央教育審議会の「新大学入試」に関する答申や、次期学習指導要領に関する諮問、ICTを活用した教育活動や反転学習、主体的な学び…
大学入試が変わる!(新大学入試2020年実施?)
12月22日、中央教育審議会が知識偏重型や1点刻みの大学入試を改めて思考力や判断力をみる内容に変え、高校・大学教育も抜本的に改革すべきだとの提言を、文部科学大臣に答申しました。 センター試験の廃止や、複数教科にまたがる問…
一粒の種の神秘 -2- (教育の意味を問う)
一粒の小さな種。 地面に落下し、発芽の条件がそろうと 小さな芽を出します。 しかし、種を作った大きな木は、 芽を出し成長し始めた小さな木の世話をすることはありません。 小さな一粒の種の中には、 成長のためのプログラムが予…
一粒の種の神秘 -1- (教育の意味を問う)
地球上には、「植物」「動物」「細菌類」など、多様な生物が相互に依存し関係性を持ちながら生存しています。 私たちは、人間中心で物事を考えがちですし、無意識の価値基準でさまざまな事態に対処し、判断し、決断しています。 ですか…
アクティブ・ラーニング?-学習指導要領が変わる-
11月20日(金) 中央教育審議会総会において、文部科学大臣は小中高等学校の学習指導要領の改定を諮問しました。 http://mainichi.jp/select/news/20141121k0000m040031000…
失われた14年? 総合的な学習が意味していたもの
2000年(平成12年)から実施されている「総合的な学習の時間」に関する記事が読売新聞(平成26年12月18日12版)」に掲載されています。 そこには、次のような記述があります。 「総合学習で教科の授業時数が減り、学力低…
これほど教育を考えている少女がいるだろうか?
一人の少女が、本年度の「ノーベル平和賞」を受賞しようとしている。 国連での彼女の演説は、世界中に感動と勇気を与え、世界中で幾度となく再生され視聴されている。 彼女の国連での演説を聞いて感度するのは、わずか17歳の少女がこ…
子どもの貧困に関する記事に思う
貧困の格差、貧困の世代間遺伝などの言葉を裏付けるような記事が配信されている。 ネット上に「夕食は『おにぎりバーティー』 子どもの貧困6人に1人」という記事は、子ども達が置かれている厳しい現実を映し出している。 http:…

今日の教育が抱えている「困難」
私たちは、子ども達のために「これからの教育」をどう進めていけばいいのでしょうか? 学校は、社会や教育施策が抱えている多くの課題の縮図のような状況を呈しています。次々と押し寄せてくる教育課題に必死に対応しながら、「これまで…

困難な時代をどう乗り越えるか!
組織マネジメントOrganization Management 時代が大きく変わり、右肩上がりの安定成長の時代はすでに終わっています。そして、その影響は教育にも当然のように及び、「管理・監督」を基盤とした学校運営は終わ…

時代を変えた人物「吉田松陰」
未来志向の教育デザイン -1- 時代を変えた人物「吉田松陰」 平成26年1月31日(金)に「第52回イノベーティブセミナー」で配布した資料を基に、これからの教育について考えてみたいと思います。 近代日本は、江戸末期か…

第2期教育振興計画?
読まれない『第2期教育振興基本計画』 -危機感の共有?- 今年4月25日、中央教育審議会より「第2期教育振興基本計画について」(答申)が出され、その後6月に閣議決定されました。そして答申には、次のような衝撃的な文章が最…

「これから」を創造する!
『これまで』に拘らず 『これから』を創造する! 社会が急速に変わり始めています。 新たな職業が次々と生まれ、人々の働き方も変化してきています。また、スマートフォンに代表されるように、人々は小型のコンピュータを常時携帯し…
東日本大震災から何を学んだのか?
平成23年3月11日。 東日本大震災が発生し、多くの人命、最先端の施設や設備が一瞬にして失われ、自然の猛威に驚嘆し、高度文明の脆弱さに希望を失いつつありました。 しかし、震災に遭われた方々が示された「日本らしさ」「日本…
デザイン思考について考える!
デザイン思考(Design Intention)とは? 「デザイン」というと、工業社会で用いられていた「モノ」に関するデザインという意味を想像しがちですが、「デザイン思考」がめざしているデザインとは、工業デザインのよう…

第57回イノベーティブ・セミナー 多くの参加者を得て終了
12月4日(木)に実施した「第57回イノベーティブ・セミナー」は、45名を超える参加者を得て、盛会のうちに終了しました。 今回のセミナーでは、深谷小学校の採用2年目の先生の授業のビデオをもとに、子ども達への具体的な配慮や…

第57回イノベーティブ・セミナーのご案内
第57回イノベーティブ・セミナーを下記のように開催します。多くの皆様のご参加をお持ちしております。 ○名称 「異57回イノベーティブ・セミナー」 ○日時 平成26年12月4日(木) 18:15~20:00 ○会場 深谷公…