日本教育デザイン学会 ーJEDIー

一粒の種の神秘 -1- (教育の意味を問う)


地球上には、「植物」「動物」「細菌類」など、多様な生物が相互に依存し関係性を持ちながら生存しています。

私たちは、人間中心で物事を考えがちですし、無意識の価値基準でさまざまな事態に対処し、判断し、決断しています。
ですから、植物がどうやって生き、子孫を残そうとしているのかなど考えることはあまりありません。

でも、改めて考えてみると、植物の成長は神秘に満ちています。

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一粒の種。
一粒の小さな植物。
ある条件が整うと、発芽を始めます。
芽を出し、やがて葉が出てきます。
茎を伸ばし、根を張り、
上へ上へとぐんぐん伸びていきなす。
そして、大木へと育っていきます。

でも、地面に落ちた種は、
誰かから世話を受けることはなくとも、
春には芽を出し、
新緑のさわやかで柔らかい葉を広げ、
花を咲かせ、
秋には葉を赤くし、
初冬には落葉していきます。

この一粒の種の生長の中に
私たちが子どもを育てるヒントが隠れているように思います。

「これまでの教育」が行き詰まっているとき、
原点に返って、成長と発達を考える必要があるのではないでしょうか。