日本教育デザイン学会 ーJEDIー

第69回 イノベーティブ・セミナーのご案内


平成29年度が始まりました。JEDIでは、「新学習指導要領」の告示を踏まえ、本年度のテーマを「新学習指導要領と特別支援教育」とし、スキルアップ・セミナーとイノベーティブ・セミナーを実施します。どうぞ、本年度もよろしくお願いいたします。

さて、昨年度末(平成29年3月31日)、文部科学省は「新学習指導要領」を告示しました。告示に関する報道等が少なかったことが影響してか、学校現場の新学習指導要領に対する関心はまだまだのようにも感じますし、本質的な議論は低調なようです。

しかし、論点整理、審議のまとめ、改訂に関する答申等を読み込んでみると、今回の改訂は、転換を余儀なくされている我が国の教育に関して、中央教育審議会の委員の先生方が抱いている「変わらなければ」といった時代認識を背景とした切迫感や、日本の現状から予想される未来に対する強い危機感が背景にあるように思います。

それは、これまでの学習指導要領と違い、「前文」の追加や、「総則」の全面的な見直しが行われ、「何を学ぶか」「どのように学ぶか」「何ができるようになるか」を視座として、各学校には自校の実態に応じて「社会に開かれた教育課程」を編成する力が求められていることからも伺い知ることができます。

JEDIでは、「社会に開かれた教育課程」を編成する基本は、「子供中心」の考え方であり、一人一人の子供の成長や発達に目を向け、特別支援教育の視点に立った教育課程の編成にあると考えています。子供を連続的な発達過程にある存在として教育の中心に据えて教育に取り組むことの重要性については、新中学校学習指導要領の総則第4章に「生徒の発達の支援」が設けられていることからも自明のことといえます。

 

そこで、本年度第1回(第69回)イノベーティブ・セミナー(下記パンフレット参照)では、さっそく群馬大学准教授 霜田浩信先生を講師としてお招きし、「新学習指導要領と特別支援教育~学級経営の基礎~」をテーマとして御講演を頂きます。

多くの先生方と、現状の理解や危機感の共有、そして未来創造に向けた小さな一歩を踏み出せればと思っています。一緒に学びませんか?