日本教育デザイン学会 ーJEDIー

第67回 イノベーティブ・セミナーのご案内


第67回イノベーティブ・セミナーを下記のように開催します。

今回のイノベーティブ・セミナーでは、立教大学(教授)大石幸二先生をお招きし、実際の授業ビデオを素材にして、「特別支援教育の視点に立った授業分析」をテーマにご講演をいただきます。

さて、次期学習指導要領の告示が年度内に予定され、「主体的・対話的で深い学び」の推進が求められています。そして、次期学習指導要領の改訂の柱は「アクティブ・ラーニング」と「カリキュラム・マネジメント」であるといわれ、授業改革が必須になっています。

でも、その一方で、発達に課題のある子供たちが増えているのではないかという思いは強くなるばかりです。特に、人としての基礎を培うことを目的としている保・幼・小・中学校における教育では、子供たちが安心感を抱かない限り、アクティブ・ラーニングなどの新たな教育を成り立たせることはできません。

小中学校で生徒指導に苦慮する背景には、子供たちの生育環境の悪化があり、「進化的に予想されていない環境」の出現があります。そして、生育環境の悪化が子供たちの成長に深刻な影響を与え始めています。JEDIが特別支援教育の視点に立つ教育が必要であると考える理由がここにあります。

繰り返しになりますが、発達に課題を抱えている子供たちが「安心感」を抱かない限り、主体的・対話的で深い学びを実現することはできません。しっかりと根を張った論議の上に、アクティブ・ラーニングやカリキュラム・マネジメントを位置づけない限り、次期学習指導要領のねらいは達成できません。別な言い方をすれば、特別支援教育の視点をベースに考えない教育論議は、結果として「土台のない教育という家」を建てることになってしまうように思います。

子供の成長や発達を中心に据え、「これからの授業はどうあるべきなのか?」を教育の原点に立って考え直し、特別支援教育の視点から小中学校におけるこれからの授業の姿を明らかにする必要があります。教育の原点に立ち返り、これからの教育のあるべき姿を一緒に考え、一緒に学びませんか?

セミナーへのご参加をお待ちしております。

jedi67